2018年06月19日

医科・歯科連携推進の方向性と課題

日本歯科医師会副会長 柳川忠廣

自民党の一億総活躍推進本部(浜田靖一本部長)は5月下旬、「一億総活躍社会の構築に向けた提言案」を取りまとめた。同本部に設置した6つのプロジェクトチーム(PT)で議論を重ねてきた。このうち「地域共生社会の確立PT」(三ツ林裕巳座長)では、高齢者が地域で孤立することなく、尊厳とそれぞれの役割を持ちながら安心した生活を送ることができる社会の実現に向けた体制の整備について検討がなされ、提言案に「医科・歯科連携の推進」が大きく取り上げられた。歯科電解研磨機

その内容は、「医師と歯科医師のより進んだ連携の必要性」「在宅歯科医療の推進および歯科医療機関の役割の明示」「医科歯科の相互理解のための教育および医療介護総合確保基金などを活用した人材育成」「厚労省の歯科口腔保健推進室の昇格に伴う事業展開の充実」などで、方向性は日歯と同じである。まずは▽医科歯科連携の幅を科学的根拠のベースに広げていくこと▽一定の病床数を持つ病院への歯科医師の配置促進▽地域包括ケア単位での実情に見合った歯科の目標設定▽医師・歯科医師の養成課程における互いの分野に関する教育の充実▽歯科口腔保健推進室の歯科技官の増強および全国で設置が進んでいる口腔保健支援センターのネットワーク化―などが、取り組むべき課題と考える。歯面清掃用ハンドピース

http://1137.jp/post/entry/13484


Posted by oeney at 13:18│Comments(0)
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