2018年04月06日

骨格バランスの重要性を訴え、より良い治療法を考え模索し続ける歯科医師、平沼一良は今日も患者やその家族の心と向き合っている

歯列矯正では、歯が詰まっている場合に歯科医師が"綺麗に並ばない"と思うと、抜歯してしまう場合が多いです。そういうことを見聞きしてきて、どうしても「骨格を診ないとダメ」と思うようになりました。今でも、その場で最初に患者さんに首のストレッチを施してから噛み合わせをみるようにしています。歯科ユニットのヘッドレストはそら豆型をしていますが、わざわざ特注で頭が平らに固定できるヘッドレストを作って交換したのです。歯科用ガッタパーチャカッター電気切断器

「ただ、さすがに私が骨格調整までしていると、歯科治療の時間がなくなってしまいます。ちゃんとかみ合わせについて理解しているカイロプラクターと、骨格のことまで理解している歯科医が組まないと、患者さんが不幸になる。問題は、歯科医がかみ合わせの治療を必要と考えているかどうかですね。最近は、歯科医は色んな治療に走る場合があります。インプラントに熱心な歯科医も多いですね...。インプラントも結果的にはかみ合わせにつながりますが、インプラントを入れてもらいたいと思っている患者さんはいないんですよ。スリーウェイシリンジ

入れ歯ではうまく噛めないから、患者さんは"噛めるようにしてもらいたい"一心です。高い治療費がかかっても、手術をしてでも、インプラント治療を受け入れるわけです。ところが、インプラントを入れたけれど、ぜんぜん噛めるようにならないケースがあるのです。かみ合わせは歯科医にとっては絶対に重要です。でも、その大前提が抜けてしまい、ただ詰めたりかぶせたりしてしまうのです。でも、それが原因でアゴがずれてしまったりしてしまうケースがいっぱいあります。

当院ではそれらの失敗したケースを受け入れ、治療を全部やり直します。もともと固い材料を取り扱っているため、噛み合わせの調整にはすごく時間や手間がかかります。私がやっても30分かかる場合もあります。本当に難しい分野なので、根気が要りますね。それでも、インプラントも植え直してちゃんと噛めるようにして差し上げると、患者さんご本人はもちろん、前の院で失敗したから心配だからと、同伴で来院するご家族も穏やかな顔になっていきます。」

http://adental.over-blog.com/2018/03/4.html


Posted by oeney at 16:06│Comments(0)
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