2017年06月14日

歯みがきしてるか否か、その回数は…歯みがきの実態をさぐる

虫歯予防としてもっとも手軽に低コストで行えるのが歯みがき。しかしながら食事をするたびに行う必要があることや、道具が無ければできないこと、怠ったことで生じるマイナスの影響がすぐに
は生じないことから、消極的な人も少なくない。今回は厚生労働省が2017年6月に発表した歯科疾患実態調査(※)の2016年調査分の概要から、歯ブラシの使用状況、つまり歯みがきの実情について確
認する。歯科ハンドピース用 カートリッジ


虫歯予防の一環として、歯ブラシを使った歯みがきは欠かせない。通常は一日三度の食事を摂るため、食事後毎に歯みがきをするとなれば、一日三回は歯みがきが必要になるし、間食後に歯みがき
をするのなら回数はさらに増える。他方、場所柄歯みがきが難しい場面での食事(例えば外食時)は減り得る。

今件は歯ブラシを一日何回用いているかについて尋ねたものだが、「毎日みがく」人は調査のたびに増加し、直近では95%を超えている。

みがく回数も「一日一回」が減り、まずは「一日二回」が増え、さらに最近ではそれも横ばいの動きを見せると共に「一日三回」が漸増している。つまり「みがかない人が減り、みがく人が増えて
いる」「みがく人においてもみがく回数が増えている」ことになる。アマルガムミキサー


毎日歯をみがいても虫歯になる人はいるし、みがかなくても虫歯にならない人もいる。しかし虫歯予防・口臭予防のために歯みがきは欠かせない。その観点では歯みがきをする人が増え、その回数
も増えているのは喜ばしい状態に違いない。

一方でみがき方を間違っていては、いくら歯をみがいても効果はあまり望めない。例えば日本歯科医師会の専門ページ「ブラッシング - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020」など
を参考に、あるいは専門医が登録した動画を観て正しい歯の磨き方を再確認してみることをお勧めしたい。

歯髄細胞バンク構想を推進、全身疾患の再生医療にも期待―日本歯科大学


Posted by oeney at 12:27│Comments(0)
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